介護度で上下する、デイサービスの費用

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デイサービスの費用は、介護度によって上下しますが、これは施設ごとに見ても、そう差は出ないもの。

 

差が出るのは、介護度とは関係ない費用、食事などデイサービスの中でも実費負担となる部分となっています。

 

デイサービスの費用は大体決まっているもの

介護をおこなう人の負担を軽くしてくれるだけでなく、受ける人の日常にも張りが出る。

 

そんなデイサービス、多くの人が同じ質のものを受けられるように、費用はある程度統一されています。

 

しかし、要介護の度合いによって必要とされるサービスの内容も違えば、デイサービスの施設の負担も大きく変わるもの。

 

そこで、要介護度でデイサービスの費用は決められています。

 

要介護度1の場合は499円、2で578円、3で657円、4で753円、5で814円。

 

これは、ある施設でデイサービスを4から6時間利用した場合の1回当たりの費用。

 

時間によってみていくと要介護度1の場合、2から3時間なら263円。

 

3から4時間で375円、4から6時間で499円、6から8時間で665円、8から9時間で715円、9時間以上なら765円。

 

こんな具合に、デイサービスを受ける時間に応じて費用が上がっていく仕組みになっています。

 

ですからデイサービスを受ける費用は、要介護度と時間によって変化するということができるのです。

 

実費負担となる、デイサービスのメニューとは?

今上げたのが、デイサービスの基本料金。

 

これに加えて入浴や食事・間食、レクレーションなどを受けると、その費用は別途負担ということになります。

 

しかし、デイサービスで受ける入浴介助は基本料金同様、介護保険の対象となっているもの。

 

費用負担があると入っても1割のみ、ある施設では一回当たり50円と利用しやすい値段に設定されているのです。

 

しかし、食事やレクレーションなどの費用は介護保険の対象外。

 

ですから、実費での負担となりますから、結構な額になってしまいます。

 

食事の費用は、ざっと調べたところ400円から800円。

 

レクレーションなら、内容によって高額な場合は4,000円など。

 

これらは、デイサービスの施設によって自由に決めることができる金額。

 

だから大きな差が出てきてしまうのです。

 

デイサービスの費用負担が非常に重い、こんな場合に基本料金はそれほど差が出ません。

 

そこを何とかするには、食事の費用やレクレーションの費用が軽い施設を選ぶ。

 

こんな方法を取ることができるのです。

 

時間を短くするのが、費用負担軽減で有効

他にもデイサービスの費用を軽くするのに、有効なのはサービスを受ける時間を短くすること。

 

介護度が下がれば費用も下がりますが、これは受ける側の工夫で上下させることはできません。

 

そこで、デイサービスを受ける時間で費用を調節する。

 

先程上げた通り時間が短ければ、その分費用負担は軽くなりますから、家でケアができる時間は在宅でケアする。

 

こんな工夫が有効となるのです。

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