デイサービスの費用自体はそれほどかからない、認知症

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認知症対応型のデイサービス費用は、通常のデイサービスより高めにはなります。

 

しかし、費用自体は大差ありません。

 

ただ、認知症対応のデイサービスを探すのが一苦労。

 

一人で抱え込まないで、公共の窓口でまず相談です。

 

まずは、認知症も対応できるデイサービス探し

物忘れがひどくなるだけならばまだしも、徘徊や幻覚、暴力・暴言などなど、認知症は非常に厄介な症状です。

 

家族の介護も限界となりデイサービスなどに助けを求めても、本人が介護を拒否してしまう。

 

もしくはデイサービスなどの施設に、対応しきれないと断られてしまう。

 

こんなケースはよくあるもの。

 

加えて認知症の場合、家族にかかる負担に比べて、介護度の認定が低く出てしまうという傾向にあります。

 

これは介護度を決める場合に、主に体の障害を基準としてしまうから。

 

ですから、介護度が低く見積もられてしまうのです。

 

家族の負担が大きいのにデイサービスの施設には断られる、低い介護度しか認定されない。

 

本当に困ってしまいますね。

 

認知症対応型デイサービスの費用は高め

こんなケースで頼りになるのが、重度の認知症でも対応してくれるという「認知症対応型デイサービス」です。

 

要支援もしくは要介護と認定された人が利用するのがデイサービス。

 

これに認知症と診断を下された人が利用するのが認知症対応型デイサービス。

 

認知症に対応した経験が豊富な専門のスタッフが多いとか、定員が12名以下と少ないとか。

 

通常のデイサービスよりも、認知症に対応できる体制が整っているのが特徴です。

 

ただ、認知症対応型デイサービスといっても、それを単独で看板に掲げている施設は少ないもの。

 

通常のデイサービスの施設で認知症にも対応できるというケースも多いので、そこは問い合わせてみましょう。

 

認知症のデイサービスは通常のものよりも、手厚い介護が必要となってきます。

 

その分、費用もどうしても高めになってしまいますが、その分はまだ許容範囲内。

 

施設によって異なるものの、他のデイサービスの費用の倍といった、とんでもない費用がかかるわけではありません。

 

そこは、家族の負担を軽くするためにも、認知症対応のデイサービスは積極的に利用すべきでしょう。

 

機能訓練で認知症を防ぐ

例えば、認知症が現れ始めた場合、悪化を防ぐ方策はないものなのでしょうか?

 

デイサービスでも機能訓練を行っており、その中に認知症が含まれているケースもよくあるもの。

 

個別機能訓練は専門の職員が、機能訓練計画を作成し、それに基づいて実施されるもの。

 

別途費用はかかってきますが、介護保険の対象となっていますから、負担は比較的軽いものとなっています。

 

認知症の方がデイサービスを利用するには、その分費用は割高になる。

 

しかし、その価値は大いにあるといったところです。

 

家族だけで抱え込むには、あまりにも重い認知症の問題。

 

まずは市町村などの窓口で相談をしてみましょう。

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