知っておくと便利!お墓の購入に関する一連の流れ

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お墓は、いつ必要になるかわかりません

 

急に必要となってしまったときには、慌てて購入することになってしまいます。

 

この場合は、たいてい後先を考えずに購入を決めてしまうことが多く、あまりいい買い物ではないという感じが残ってしまいます。

 

そんなときのために、お墓の購入する一連の流れを知っておきましょう。

 

立地は大切!

立地条件や利便性のことを考えて、お墓の場所を選びます。

 

そうしないと、将来不便さを感じてしまいます。

 

見学をきちんとし、設備や休憩所などがしっかりしているのかどうかもチェックしておきましょう。

 

墓地候補選び・見学をして、費用などの折り合いがついたら、いよいよ購入です。

 

しかし、ここで終わりではありません。

 

ここから、お墓を建てるための設計書と見積書を出してもらい、デザインなど希望のものにするために担当者と話を煮詰めていきます。

 

決断は慎重に

お墓の購入が決まったら、契約書をきちんと交わしましょう。

 

「知り合いの所だから大丈夫」なんて交わさないでいると、とんでもないトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。

 

その後は工事に入り、完成後は設計書通りかチェックをして引き渡しとなります。

 

契約内容をしっかりとチェック!

購入までの一連の流れで大切なのは、費用の確認と契約書の取り交わしです。

 

費用は永代使用料や年間の管理費などさまざまな項目からなります。

 

そういった点を必ず確認しましょう。

 

契約書の取り交わしは、絶対に必要ですので、なれ合いにならないようにする必要があります。

お墓の購入の流れ

お墓の購入、それ自体は普通の買い物となんら変わりはありません。

 

お骨をすぐに収めたい場合と、生前に墓を建てておきたい方の流れは違いますので流れをそれぞれ見てみましょう。

 

お骨をすぐに納めたい場合は、お墓の手配と埋葬許可証が必要です。

 

納骨式の日取りを決めたら、早めにこれを発行して貰いましょう。

市役所・区役所・町役場・出張所などで発行してくれます。

 

埋葬許可証は、墓地の管理をしている機関に提出します。

 

公営墓地なら管理事務所または市町村役場、寺墓地ならお寺、民間霊園は管理事務所に提出します。

 

納骨は一般的に四十九日を過ぎてから行いますが、今は忙しくてなかなか親族が集まれません。

 

そんな時には良く相談をして、すでにお墓があるなら四十九日法要後にすぐに納骨するのも良いでしょう。

 

お墓はどんなに急いでも、一か月位は工期がかかります。

 

着工するまでに細かい打ち合わせを重ねるものですから、この四十九日に合わせて納骨式まで、というのは現実的には難しいです。

 

つまり、亡くなりごとがあってからすぐに手配を始めても、満足できるこだわりの墓を作るのは自分も業者も努力しなければ難しいです。

 

更に時期的に悪天候が続きますと、予定よりかかることもあります。

 

お骨を早く、お墓に入れてあげたいし、自分も忙しいのは避けたいのなら生前に墓を手配するのがいいですね。

 

その場合は霊園を探し、可能であれば見学をして、石材店の指定があるかどうか問い合わせます。

 

場所を決めたら仮押さえします。

 

平均的に2週間は取り置きして頂けるようです。

そして、定められた管理費と永代使用料を支払って、申込みは完了します。

 

書類はしっかり取り交わしましょう。

 

石材店と打ち合わせて、あとは納得のお墓を建てて、引き渡しを済ませます。

 

立派にお墓が立ちましたら、宗派のお寺様に開眼供養をしていただきます。

 

これを済ませておけば、いざと言う時に納骨までがスムーズです。

 

お墓は高い買い物なので、やはりある程度の年齢になった場合は購入を検討されるのをお勧めします。

 

人気で便利な立地を早めに手配するのも後の安心につながります。

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