熟年離婚で年金はどうなる?気になる離婚とオカネの関係

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関係が破綻しているならさっさと離婚すべし!という意見もありましょうが、お金の観点から見るとそうカンタンな話でもなさそうです。

 

熟年離婚することでもらえる年金はどうなってしまうのか?

 

熟年離婚を躊躇させる年金事情について調べてみました。

 

「もらえる年金額が変わる」となれば、離婚すべきかどうか考えちゃいますよね。

 

熟年離婚が増えていると言われていますが、もらえる年金は増えるの?減るの?

 

熟年離婚の背景に年金問題アリ?

厚生労働省の調査データによれば、昭和の時代に比べると熟年離婚する人は2倍以上に増えています。

 

それだけ、生き方の多様性が認められる時代になったからだ。

 

と前向きに考えれば、なにかと不自由な人生を受け入れるしかなかった昭和の世からすれば男女ともにイイ時代になったと言えるでしょう。

 

しかし、どうやら熟年離婚が増えている背景には別の理由もあるようで。

 

その一つが、年金制度の変更です。

 

年金には「離婚した場合、厚生年金は夫婦で分割できる」というルールがあり、専業主婦であっても厚生年金の受給を受けることができます。

 

この制度ができたのが2007年のことなので、このチャンスを待って熟年離婚に踏み切った方もいたようですね。

 

現実はそんなに甘くはない。

しかし、厚生労働省のデータを見てみると、制度の開始前後で熟年離婚の割合は横ばいでほとんど変わっていません。

 

なぜかというと、夫婦で分割できる年金額には次のような条件がつくため、受け取れる年金はそう多くはないからです。

  • 分割の対象となるのは、婚姻関係期間中に支払われた金額を元に計算された金額
  • 国民年金(基礎年金)の分は含まれない

 

旦那さまの収入によっても金額は違いますが、たとえ結婚生活が30年以上だったとしても妻が受け取れる分は数万円というケースがザラ。

 

自分の国民年金を含めて10万円あるかないかという感じになるので、一人とはいえそれだけで暮らしていくのはなかなか大変でしょう。

 

ならば、熟年離婚せずに「遺族厚生年金」を待ったほうが良い!というツワモノも多いみたいですよ。

 

遺族厚生年金とは?

遺族厚生年金とは、サラリーマンが亡くなった時に家族に対して支払われる年金のことです。

 

満たすべき条件(厚生年金に加入した期間とか)もあるので計算はちょっと複雑ですが、18歳未満の子供がいる妻なら月に12万円程度の支給は受けられます。

 

子がない夫婦で、熟年離婚を考えるような年代(40歳以上)なら月10万円前後。

 

ここに自分の国民年金を足したら15~6万円/月はもらえる計算になりますよね!

 

これだけの差が出るなら、リスクを冒してまでも離婚なんてせず、「その時」を待ってたほうが得だよね~と思っている妻も多いという現実。

 

「離婚ビンボーになってもいいから、熟年離婚して自由になりたい!第二の人生を自分らしく生きたい」

 

「人生の最後は、誰にも邪魔されず、誰にも迷惑をかけずに自分らしくありたい」

 

という強烈な自立願望があるのであれば別ですが、そうでないなら早まって離婚するのはちょっと考えたほうが良いかもしれません。

 

子供が独立したら奥さんはほぼフリーになるわけですし。

 

DV夫でもない限り熟年離婚はできるだけ避けて、お互いに気持ちだけでも自立して同居できるのが理想ですね。

 

ちなみに、私の知人夫婦はお互いを苗字で呼び合っています。

 

一度は熟年離婚も考えた二人なんだそうですが、お互いにメリットがあまりないことに気づき、着かず離れずで暮らしていくことに決めたんだとか。

 

仲良くやっていくためにはお互いに適度な心理的距離感が必要だったとのことで、互いを「○○(苗字)さん」と呼ぶようになって、冷静さを取り戻すことができたそうです。

 

傍から見ると妙によそよそしいのがコントみたいでなんだかおもしろいんですが・・・、結果的に熟年離婚は免れているとのこと!

 

よかったら、みなさんもぜひお試しください。

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