専業主婦だからって諦めるのは早い!熟年離婚の財産分与は意外と高額

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金銭的な不安を理由に、離婚を踏みとどまっている専業主婦も多いようです。

 

しかし、婚姻期間が長い熟年離婚の場合は財産分与でけっこう高額なお金を手にすることができるかもしれません。

 

今回は、専業主婦が熟年離婚する場合の財産分与の相場金額や注意点についてまとめていきます。

 

二人の最大の共有財産、「子供」がすでに独立しているのであれば、離婚のハードルはグッと下がるでしょう。

 

問題はお金のことですが、専業主婦でもあなた一人ならどうにかやっていけるかもしれません。

 

財産分与で分けられるもの

では、婚姻期間中に二人で築いた資産とはどのような物を指しているのでしょうか。

 

具体的には、以下のようなものが財産分与の対象となります。

 

  • 現金
  • 貯金
  • 不動産(家、土地)
  • クルマ
  • 家具
  • 生命保険金
  • 有価証券
  • 退職金
  • 年金
  • 各種会員券

 

あとは、婚姻期間中に取得した資格も共有の財産ということになるそうです。

 

分割のしようがないように思われるかもしれませんが、

 

「あなたがその資格を取得して今のようなお給料をいただけるようになるまでには私のサポートもあった。だから、私もその稼ぎのいくらかをいただく権利はある」

 

・・・と考えればわかりやすいのではないでしょうか。

 

とかく専業主婦は、「稼ぎもないから自立もできない」と卑屈になって熟年離婚を躊躇したりしがちなもの。

 

ですが、あなたがこれまでしてきたことも立派な「労働」であり、その分の財産分与を受ける権利は法律で認められているんだということをまずは覚えておきましょう。

 

※親からの贈与や相続で得た財産については分割の対象になりません。

 

プラスαで金銭的な援助も受けられるって本当?

専業主婦は、夫の仕事を“家事”という労働で支えることが仕事。

 

だから財産分与を請求する権利がある、というのが大事なポイントです。

 

さらに、離婚した後に仕事が決まらなかったりして生活に困窮する場合は、一定期間、夫から金銭的な援助を受けることも可能。

 

これを、「扶養的財産分与」といいます。

 

簡単に言うと離婚するにあたって、経済的に余裕があるほうから収入が少ないほうへ「財産分与」という形で金銭的な援助を行うことです。

 

専業主婦で子供を引き取って育てていくような場合は、この制度が心強い味方になってくれるはず。

 

ただ、法的な拘束力はないので必ず援助してもらえるわけではありませんし、期間も半年~3年間が一般的でいつまでももらえるわけではありません。

 

熟年離婚を考えている専業主婦にとっては、知っておくと役に立つ制度ですが「必ず援助してもらえる」というものではないのでその点はしっかり押さえておきましょう。

 

具体的にどのくらいの金額を受け取ることができるのか

では、財産分与で専業主婦のみなさんはどれだけの金額を手にしているのか。

 

アディーレ法律事務所の公式サイトに掲載されていたデータによれば、婚姻期間が20年以上の「熟年離婚カップル」の場合は、財産分与の金額が600万円を超えている割合もグッと増えています。

 

25年以上の熟年離婚だと、回答者の約半数は1000万円を超える財産分与を超えていることがわかります。

 

⇒ アディーレ法律事務所 「気になる財産分与の金額は?」

 

婚姻期間が長くなればそれだけ一緒に築く財産も増えていくわけですから、これは納得の結果。

 

2019年7月現在は金融庁が発表した「公的年金の他に、老後は2000万円の資金が必要」というデータが話題となっていますが、今後は、

 

「財産分与分の1000万円+親からの相続+結婚前の貯蓄」などで合計2000万円あるかどうか

 

・・・が、専業主婦が離婚を決断する一つの判断材料になりそうですね。

 

【まとめ】請求はお忘れなく。もらえるものはきっちりもらおう!

熟年離婚の定義は「婚姻期間が20年以上の夫婦が離婚すること」ですから、個人差はあれどデータを参考にする限りはそれなりの財産分与が期待できそうです。

 

ポイントをまとめます。

 

  • 財産分与の対象となるのは、婚姻期間中に二人で築いた財産
  • 夫が保険料を支払っていた厚生年金の記録も分割の対象となる
  • 専業主婦の場合、離婚後に夫から経済的な援助を受けられる制度もある
  • 財産分与の金額は、基本的には婚姻期間が長いほど多くなる

 

最後に注意しておきたいのは、離婚後2年が経過してしまうと財産分与の請求はできなくなってしまうということです。

 

動くならば、早め、早めが吉!

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